行ってきました!体験レポート

11月21日(土)すっかり日も暮れた伊賀市阿保(あお)。本日のいがぶらの会場は「伊勢慶(いせけい)」
奈良県桜井市の初瀬と、三重県松阪市の六軒を結ぶ街道を「初瀬街道」といい、別名に青山峠、参宮表街道などと呼ばれる歴史ある街道です。
昔は伊勢参りをする人々の旅路として、たくさんの旅籠があったそうですが、現在では伊勢慶さんのみが江戸時代から絶えることなく営業しておられるという、文化的価値も大きい旅館です。

まずは女将さんからご挨拶。ご主人はお料理の準備をしてくださっているので、女将さんが進行してくださいます。老舗旅館らしい心のこもったおもてなしをしてくださる、楽しくて魅力的なお人柄の女将さんでした。
女将さん含め、今回のプログラムでは、顔出しはちょっと・・・という方が多く、会場の雰囲気をしっかりお見せできないのが残念です。

また、今回は伊勢慶の真向かいに位置する、造り酒屋の若戎(わかえびす)から日本酒のお話をしに、営業担当の小西さんがいらっしゃってくださいました。「こにたん、と呼んであげてくださいね~」と、女将さん。こにたん・・・似合いますね♪
歴史ある伊勢慶&若戎の仲・・・ということで、いがぶらでは特別に若戎さんの貴重なお酒を卸してくださいました。ちなみに、若戎さんでも売ってないお酒を伊勢慶さんが大事に保管しておられることもあるので、若戎ファンは要チェックです!

まず話題になったのが義左衛門 初搾り。今期最初の義左衛門で、初搾り式を執り行い、ご祈祷もされているとのこと。日本酒の新酒は新鮮な若々しさがあって、やはり美味しそうです。写真は小西さんすら初めて見たというミニサイズの初搾り。プレミア感が漂います。

最近は飲み会ではビールで、パーティーならシャンパンで乾杯・・・ということも多いですが、日本酒での乾杯はなんとも粋な雰囲気で素敵でした。美しい透明感と香りに、大人の喜びが感じられますね~。
若戎の日本酒は口当たりが良く飲みやすいんで、ついどんどん飲んでしまうわ~、と常連さん。去年のいがぶらで参加してからファンになって、しょっちゅう来て下さる方もおられるそうです。ありがとうございます!!

お料理は地元の素材をふんだんに使った創作会席。素材の味そのものを・・・と、いうよりは素材の組み合わせや味付けで、いかに美味しく食べていただくか、というのがご主人のこだわり。センスが光る創作会席ですが、特に人気なのは味噌ベースの伊勢慶鍋。ピリ辛風味で寒い季節に特に美味しくいただけそうです♪良い香りが食欲をそそりますね!

お料理、器のこだわりはもちろんですが、言われないと分からないような細かい所にまで趣向が凝らされています。
こちらのイチョウの葉は、そこらの街路樹や山で採ってきたものでなく、大村神社のイチョウの樹のものだそうです。こういった細やかなお心遣いが感動に繋がるのでしょうね。
サワラのお焼きも、昆布と若戎さんのお酒で漬け込んであるそうで、それはそれは良い香りが口の中に広がったことでしょう!(食べられないのが記者の悲しい所です(笑)!)

今回は特別。義左衛門シリーズの中でも数が限られている「酵母伝」が出てきました。日本酒を搾るときには三つの段階があり、出始めの「あら(あらばしり)」「中取り」「押切り」と分けられます。
通常売られているお酒は全て一緒になっていますが、やはりそれぞれ味に特徴があり、特に味と香りのバランスがいいのが中取り。品評会に出されたりするのも中取りだそうな。27の数字は年度ではなく、酵母の番号です。

こちらは、もう若戎にもない超少数生産の「ゑ」。記念撮影する方や、ラベルを貰って帰る方も。

お腹も膨らんできたところで、伊勢慶さん・若戎さんクイズです!伊勢慶の歴史、若戎の歴史・・・。ほとんど勘やで!という方も多かったのです。気になった問題は「Q、ご主人・田中勲さんはクイズが大好きで、過去にクイズ番組に出演したことがあるのですが、それはなんの番組でしょうか?」

正解は・・・ミリオネアでした!すごい!!
答え合わせをして、正解数が多かった方にはプレゼントが。若戎のお酒か、または大村神社のナマズ様の置物。大村神社のナマズ様とっても可愛いです。ご家族でいらしてたお嬢様、とっても嬉しそうですね♪

最後にご飯とお漬物、お吸い物で〆。ご飯も開けてビックリの伊賀牛、お葱、きのこの入った味ご飯。最後まで贅沢ですね~!季節折々、どんな旬の味が出てくるのか。これも楽しみですね。

皆さま、良いお色になってきた所で、プログラム終了の時間に。お友達やご家族と、質のいい日本酒に創作会席と、素敵な土曜の夜を満喫しておられて、とっても幸せそうでございました。
お客様に言わせると「知る人ぞ知る、隠れた名店!」だそうで(ご主人曰く「全然隠してへんけど・・・」)、少し敷居が高そうに見えますが、地元の常連さんも多く、ご主人の人柄もあって、ほっこりと気楽に飲める雰囲気が感じられました。

予約をすれば、4名からお食事のみでも利用できるそうなので、記者もまた家族や遠方から来た友人を連れて来たいな、と思いました。大切なお客様のご接待にも安心して利用させていただけそうです。
毎月、日本酒の会も行われているそうで、日本酒が好きな方に是非おすすめしたいお店でした。
やはり伊賀には、まだまだ沢山の名店がありそうです!御見それしました!!

【№35 「伊勢慶」で贅沢に愉しむ地酒と会席料理】

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